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FF7R クリア感想 微ネタバレあり

こんにちは、今回は先月発売されたFF7Rをようやくクリアしたので感想でも書いていこうと思います。ちなみに私は原作のFF7を未プレイなので、今作で本当にストーリー初見という意味で、FF7プレイしたことがないけど7R気になっているよって人向けの記事になるかもしれません。その辺りはご了承ください。

 

FF7について

まず初めに、FF7について簡単に紹介を

FF7は1997年にプレイステーションで発売されたソフトで現在ではPS4やスイッチでも配信されています。エンカウントなしや倍速機能などの快適要素が入っており、リメイクをクリアした人の中で原作を購入してプレイした人も多いみたいです。

また、その人気からプレイしたことのない人でもクラウドやティファの名前や見ためは知っているという方も多いと思います。自分もそうでした。

そのリメイク作品として今作のFF7リメイクが発売されました。美麗なグラフィック、戦闘はアクションとコマンドを織り交ぜた形となっています。また、今作は原作の途中で終わっています。所謂分作ですね。第2作、第3作と続いていく形となっています。(完結はいつになるやら)

 

ボリューム

それではリメイクの内容について書いていきます。まず今作のボリュームですが自分はクリアまでに31時間かかりました。トロコンを考えるともう少しかかると思います。クリア後に解放されるハードモードでクリアが条件としてあるため、ストーリーを2周以上する必要があります。自分はまだ2周目をしていませんがするかはわかりません(笑)

リメイクで進んだ原作のストーリーは実は原作でいうとプレイ時間4〜6時間程度の内容ということで、その部分を3Dフルリメイクして新しい要素やサブクエストを追加して、より緻密に作り上げて30時間くらいのボリュームになっているというわけですね。

 

ストーリー

神羅カンパニーが築き上げた魔晄都市ミッドガルはその魔晄エネルギーを電気や様々な生活を豊かにするものに変換させて生活を保ってきたが、実は魔晄エネルギーは星の命であり、神羅カンパニーが魔晄を吸い上げ続けていくとやがて星の命が尽き、この星は終わってしまうという。そのことを知っているアバランチという反神羅の組織(要はレジスタンス)は魔晄を貯蔵している魔晄炉爆破作戦を決行する。その作戦に元ソルジャーであり、何でも屋のクラウドは参加することになり、以後アバランチと行動をともにしていくこととなります。(アバランチに入ったわけではない)

めちゃくちゃ簡単に説明するとこんな感じです(笑)

 

キャラクター

今作は主人公のクラウドを含め、四人のパーティメンバーがいます。ここではそれぞれの戦闘における特徴なんかを書いていきます。

クラウド

主人公であり、剣を使ったオーソドックスで使いやすいキャラクター。

今作の戦闘において非常に重要な要素であるバースト、このバーストをさせやすいアビリティ、複数敵を攻撃できるアビリティ、強力なカウンター技と必要なものは一通り揃っている感じがします。

バレット

右腕がガトリングガンとなっており、空を飛んでいる敵や近接で届きにくい位置にいる敵を攻撃しやすい遠距離型のキャラクター。こちらも遠距離型ということでバトルが苦手な方には使いやすいと思います。HPが多いので倒れにくく、打たれ強いです。

ティファ

素手による素早い攻撃がメインの近接格闘キャラクターです。

自己強化をすることができ、強化した後の攻撃やアビリティの火力がとても高いキャラですが、空中の敵や素早い敵と戦うのは少し難しいかもしれません。

エアリス

魔法攻撃を使う遠距離キャラクターです。

戦い方が独特で、また魔法攻撃中はあまり動けないので一番難しいキャラだと思います。また、HPも低いのでHPゲージはよく見ておきましょう。

エアリスは回復係になることが多いですが打たれ弱いので他のキャラでも回復ができるようにすると安定します。

 

戦闘

□ボタンでたたかうコマンド。△ボタンでキャラごとの固有コマンドとなっています。アビリティや魔法、アイテムはATBゲージが貯まらないと使えません。ATBゲージを貯めるには□による攻撃がメインとなってきます。他にも敵の攻撃をガードしたりしても貯まります。

この□や△でたたかう部分はアクションとして状況を見極めながら動く必要があります。ATBゲージが貯まっているときに○ボタンでコマンドを開きます。コマンドを開いているときは時の流れがゆっくりとなり、アイテムやアビリティなどじっくり行動を選択できます。このコマンドを開くと時間がゆっくりになる部分が一般的なコマンドRPG的な要素というわけですね。アクションとコマンドの合わさった戦闘ということになります。

ショートカットコマンドを設定するとコマンドを開くことなく行動を選択できるのでテンポを損なわず、アクション感を増したい人にはおすすめです。

反対にアクションが苦手な人には難易度選択にクラシックモードがあります。これは原作の戦闘を再現したものでアクションが苦手な人に推奨されています。

戦闘は相手をバーストさせると動きが止まり、ダメージが通りやすくなります。キャラクターをどんどん切り替えてたたかいながらバーストを狙っていき、大技を叩き込むのが戦闘の肝となっています。

また、装備にマテリアを組み込むことでそのマテリアの力を使うことができます。マテリアには炎や雷のような攻撃魔法、回復魔法、HPアップなどの様々な効果を持っています。自分なりの組み合わせでたたかう楽しみもあります。

 

良い点

グラフィックは非常に綺麗でPS4のゲームでもこんなに綺麗なゲームはなかなかありません。音楽もよく、個人的には陥没道路での戦闘曲がお気に入りです。

クリア後にチャプターセレクトで元のデータのまま好きなチャプターに行けるので取り逃し要素がないのも嬉しいですね。

戦闘はアクションとコマンドがうまく合わさっていたと思います。慣れるまではいちいちコマンドを開くのがテンポ悪いなと思いましたが慣れてきた頃には流れを切らずに戦えるので楽しいです。

サブクエストやミニゲームが多くあります、これをかさ増しととるかお楽しみ要素と取るかは人それぞれですが、個人的にはサブクエストはよかったです。ミニゲームはちょっと苦手なものもあるのであまりいい印象はありませんが(笑)

ストーリーも原作をやったことのない自分でも理解でき、どんどん進めたくなるくらい続きが気になりましたね。

また武器システムですが初期武器や道中に置いてある武器が最終的にはどれもそれぞれ特徴を持った強武器になるのはすごくいいなと思いました。他のゲームでよくある最強武器といったものがこのゲームにも一応あるのですが、他の武器との差があまりなかったり、使い方によっては別の武器の方が強かったりと、武器の選択肢が多くあるのは魅力的でした。

マテリアシステムも自分で組み合わせてたたかうのが楽しく、あれも入れたいこれも入れたいと悩みながら取捨選択するのも楽しいですよね。

悪い点

空中にいる敵と戦う時のカメラの挙動は酷すぎますね、自分のキャラが見えません。これは本当にアプデで改善したほうがいいくらい酷いです。

もう少しミッドガルの街を自由に探索してみたかったのはありますね。スラムばかりで都会の方へはあまり自由に行けないので、せっかくあんなに魅力的なロケーションがあるのにもったいないなと感じました。

また、ムービーが多いのと長いのは地味に不満でしたね。これはスキップできるので、最悪飛ばせばいいのですが初見だとそうもいかない(笑)

上述しましたがミニゲームには個人的にはあまり良い印象はありません。とくにサブクエストのように独立したミニゲームならまだしも、ストーリー中にミニゲームと呼んでもいいかすら分からないミニミニゲームが多くあるのですが、飛ばせない会話シーン、強制徒歩と相まって非常にテンポが悪いです。

飛ばせない会話シーンと並んで多くあるのが強制徒歩ですね、次のマップのロードのため、という点で仕方ないのはわかりますが、特定の会話が終わるまで強制徒歩が続く場面も多くあり、テンポが非常に悪いです。

これはゲームの悪い点ではないのですが、リメイクの続編、次作ですね、パート2はいつ出るのか、全く明言されていないのはスクエニらしいというか、ユーザーに対して親切ではありませんよね。ここでまた何年も空けてしまうようではこの作品で得たスクエニへの信頼感なんかもなくなってしまうでしょう。そうならないようにロードマップなり、完結までの展望を示して欲しいものです。

まとめ

今回はFF7リメイクについて書いてきました。良い点も悪い点もあります。ですが個人的にはやめ時を失うくらいクリアまで没頭しましたね。

確かにイベントや強制徒歩といったテンポの悪いところも多くあります。細かい不満もありますが、それ以上に良い点があるのも事実で、戦闘はやればやるほど楽しくなってくると思いますし、キャラに対する愛着も湧いてきます。終わったときには一種のロス的な喪失感がありましたね(笑)

原作をプレイした人にはもちろん、プレイしていない人にもおすすめできる作品だと思います。完結までプレイを待つもよし、プレイして次作を待つも良し、とにかくたくさんの人に遊んでもらいたい作品ですね。自分はクラウドといえばスマブラクラウドしか知りませんでしたが、このゲームで印象変わりましたね。すごく良いキャラだなと思いました(笑)

是非皆さんプレイしてみてください。