PS4版 F1 2020について
こんにちは、お久しぶりです。
仕事の方が忙しくなったりと中々記事を書く暇がなかったのですが、久々に書いていこうと思います。今回は昨年発売されたF1 2020についてです。
昨シーズンのF1はコロナの関係で開催地が変更になったり、レース数の減少とかなり視聴者的にも連戦連戦の忙しいシーズンになりましたね。ただその中でも、アルファタウリのガスリーが優勝したり、レーシングポイントのペレスが優勝したり、F1シーズンとしてはかなり大波乱で面白いシーズンだったと思います。
また、F2では角田裕毅選手がスーパーライセンスを獲得し、今季からアルファタウリでF1デビューと楽しみな要素が今年も揃っていますね。
さて、そんな中で発売されたF1 2020ですがどんな作品なのか見ていきましょう。
変更点
まず、F1 2019と比較した際の変わった部分を見ていきましょう。
基本的には変わってはいませんが、特に大きな操作感の変更といえば、ERSモードの切り替えがボタンでもできるようになったことではないでしょうか。
今まではマルチファンクションディスプレイから十字キーや右スティックで変えていたものがL1ボタンで切り替えられるようになったのは操作しやすくて良いですね。
ただ、レース中に切り替えられるモードが2種類しかないので、もう少し細かく使い分けたかったなとは思います。
また、当たり前ですが収録コースは本来行われるはずのコースです、なのでイモラやアルガルベといったコロナ禍で急に開催が決まったコースは収録されていません。
その代わり、オランダやベトナムといったサーキットが新規収録されています。
評価点
前作のマニュアルスタートがパッド操作だとどう足掻いても失敗してしまうというのが今作では緩和されたような気がします。スタート成功しやすくなったというわけでもないですが、失敗はしにくくなっているように感じます。
次にセッティング等関係なく操作のフィーリングとしてグリップ感が増している様に感じます。パッドでも操作しやすいです。
アップデートで2020年シーズンのF2が収録されました。角田選手や佐藤選手でF2シーズンを楽しめる様になったのは良いですね!
マイチームモードという新モードが追加されました。自分が新チームのオーナー兼ドライバーとしてF1チームを立ち上げるモードです。レースとシミュレーションゲームとして楽しめます。非常に自由度が高いモードです。
改善点
これは仕方がないのですが、昨シーズンのイモラやアルガルベといったゲーム未収録のサーキットを走りたいなという気持ちはF1ファンなら誰しも抱えた願望ではないかなと思います(笑)
マイチームモードですが、架空のスポンサー等を貼り付け自分のチームのマシンをカスタマイズできるのですが、マシンの模様などのカスタマイズをもう少し自由度を高めて欲しいなという印象です、どうしても現実のマシンとのモデルやデカールの差を感じてしまいます。
まとめ
前作からの不満点を改善した作品であるが故にレビューも非常にシンプルになりました(笑)
基本的に前作を買い、今作も気になっている方には楽しめる作品だと思いますし、毎年毎年買うのはなあって方には別に無理に勧めるほど大きな改善点があったわけでもないです。細かい改善がいくつかあり、2020年マシンを運転する、という雰囲気を楽しみたい方にはお勧めです。
PS4 F1 2019 セッティング紹介記事(3)パッド操作向け
お久しぶりです、今回はセッティング紹介の3回目です。
オーストリアからですね。パッド向けのセッティングなのでご容赦ください
また、タイムアタックの上位ランカーのセッティングも参考にさせていただいていますのでご理解ください。
オーストリア
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
F:2 R:4 |
オン:65% オフ:65% |
F:-3.20 R:-1.70 |
F:0.12 R:0.41 |
F:9 R:9 |
F:4 R:4 |
F:3 R:5 |
圧:73% バイアス:62% |
F:21.8% R:20.3% |
オーストリアはストレート、低速コーナーの連続で少しだけ高速コーナーがあります。しかし、高速コーナーで抜かれることはミスをしない限りないので、ダウンフォースは削っています。サスペンションを硬めにして、高速コーナーでのバランスを取りやすいようにしています。ダウンフォースが少なく、サスペンションも硬めなのでタイヤの摩耗は意識しましょう。
イギリス
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
イギリス |
F:4 R:4 |
オン:65% オフ:65% |
F:-3.20 R:-1.70 |
F:0.12 R:0.41 |
F:9 R:9 |
F:2 R:2 |
F:4 R:4 |
圧:75% バイアス:63% |
F:21.8% R:20.3% |
イギリスもまたストレートが多いサーキットですがマゴッツべケッツチャペルやターン9のような高速コーナーに低速コーナー、中速コーナーもありと、マシンの素性の良さが問われるサーキットです。ストレートが多いのでダウンフォースは低めで、高速コーナーが多いのでサスは硬めにして、アンチロールバーを柔らかくしてバランスをとっています。このセッティングならターン9はほぼ全開でいけます。
ドイツ
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
ドイツ |
F:6 R:6 |
オン:65% オフ:65% |
F:-2.90 R:-1.60 |
F:0.14 R:0.32 |
F:9 R:7 |
F:6 R:3 |
F:3 R:4 |
圧:74% バイアス:62% |
F:21.0% R:19.5% |
ドイツは長いストレートがあるものの、スタジアムセクション等中速コーナーが多めです。ダウンフォースは真ん中くらいで、サスペンションはフロントは硬め、リアは真ん中寄りでアンチロールバー含めリアのトラクションやスライドを防止しようというセッティングにしています。タイヤも空気圧を低くし、少しでもグリップを得ようとしています。
ハンガリー
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
F:6 R:9 |
オン:50% オフ:60% |
F:-2.60 R:-1.10 |
F:0.06 R:0.23 |
F:2 R:5 |
F:8 R:9 |
F:3 R:6 |
圧:80% バイアス:54% |
F:25.0% R:23.5% |
ハンガリーはダウンフォースがかなり欲しいサーキットです。中速低速コーナーが多く、ストレートはメインストレートしかないのでダウンフォースに多めに振りたいのですが、ストレートスピードが遅すぎるのでCPUなんかには簡単に抜かれてしまうので、その辺りを考慮してます。サスは柔らかめにしてアンチロールバーでバランスをとり、タイヤは固くしてスピードを稼いでいます。
ベルギー、イタリア
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
ベルギーイタリア |
F:2 R:3 |
オン:56% オフ:58% |
F:-3.40 R:-1.50 |
F:0.12 R:0.47 |
F:1 R:1 |
F:10 R:11 |
F:2 R:3 |
圧:82% バイアス:64% |
F:21.0% R:19.5% |
ベルギーとイタリアは色々と試行錯誤したのですが同じセッティングで走りやすかったのでこのまま紹介します。
この二つのサーキットはダウンフォースを最低レベルまで下げてストレートスピードを稼ぐというのが定石です。各チーム毎年スパ用のウイング、モンツァ用のウイングを用意してくるくらい特別なサーキットです。ゲームではもちろんスパ用、モンツァ用のウイングが用意されることはないので、セッティングで対応していくことになります。
エアロは最低にするとコーナーで全然曲がれないので多少はつけています。ダウンフォースがないのでサスを柔らかめにして長いコーナーでのトラクションを確保し、アンチロールバーは硬めにしています。ブレーキ圧も強めにして、タイヤは柔らかくしています、結構走りやすいかなと思います。
シンガポール
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
F:10 R:11 |
オン:50% オフ:60% |
F:-2.50 R:-1.00 |
F:0.05 R:0.20 |
F:1 R:1 |
F:11 R:11 |
F:8 R:11 |
圧:85% バイアス:54% |
F:21.0% R:19.5% |
シンガポールは市街地コースですね、低速中速コーナーが多く、モナコのようにダウンフォースはマックスレベルにします。ストレートもほぼないので、ダウンフォース多めでも抜かれる心配はあまりないと思います。
サスとアンチロールバーが極端なセッティングですが、非常にキビキビと反応よく動いてくれるセッティングかなと思いますね。
ロシア
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
ロシア |
F:5 R:6 |
オン:55% オフ:65% |
F:-2.60 R:-1.80 |
F:0.13 R:0.29 |
F:3 R:3 |
F:2 R:10 |
F:2 R:3 |
圧:80% バイアス:58% |
F:21.8% R:19.9% |
ロシアは長いストレートが2つ、高速コーナーが1つ、あとは中速コーナーで、セクター3はほぼ低速コーナーとバリエーション豊富なサーキットです、まず最低限のストレートスピードを確保したいので、エアロは真ん中寄りにしています。中速低速コーナーが多いのでサスは柔らかめに、アンチロールバーはフロントは柔らかく、リアは硬めにしてます。セクター3では横に流れてしまうことがあるのでリアのみ硬めにしています。
日本
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
日本 |
F:5 R:7 |
オン:55% オフ:55% |
F:-2.50 R:-1.20 |
F:0.06 R:0.26 |
F:2 R:2 |
F:10 R:10 |
F:2 R:3 |
圧:83% バイアス:53% |
F:23.8% R:21.5% |
鈴鹿は長くはないですがストレートが2つ、あとは高速コーナー、低速コーナーがメインです。そのためダウンフォースを確保したいところですが、抜けないサーキットと言われつつ、ゲームではストレートでCPUに抜かれてしまうのでダウンフォースは中間寄りです。サスとアンチロールバーは基本的にS字とスプーンコーナーを走りやすくするために調整しています。タイヤは硬めにして少しでもストレートスピードを稼いでいます。
メキシコ
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
メキシコ |
F:4 R:7 |
オン:50% オフ:70% |
F:-2.50 R:-1.00 |
F:0.05 R:0.20 |
F:1 R:2 |
F:1 R:10 |
F:1 R:4 |
圧:86% バイアス:55% |
F:21.0% R:19.5% |
メキシコですが自分では中々満足のいくセッティングが見つからず、タイムトライアルの上位の方のセッティングをコピーさせていただいたところ非常に走りやすかったので紹介させていただきます。
基本的にタイムトライアルの上位ランカーはハンコンなのでパッドとの操作感の違いによってセッティングの合う合わないが分かれるのですが、この方のセッティングはパッドでも非常に走りやすかったですね。
ストレートスピードも速く、セクター2の高速セクションも走りやすく、バランスの取れたセッティングになっていると思います。
アメリカ
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
アメリカ |
F:6 R:6 |
オン:60% オフ:60% |
F:-3.30 R:-1.80 |
F:0.12 R:0.41 |
F:4 R:4 |
F:8 R:8 |
F:3 R:4 |
圧:77% バイアス:63% |
F:21.8% R:20.3% |
アメリカはセクター1が高速セクション、セクター2はロングストレート、セクター3は低速から中速セクションと綺麗に分けられています。そのため、比較的バランスの良いセッティングを求められます。このセッティングは大体どこのコーナーもそこそこな感覚で走れるんじゃないかなと思います。器用貧乏なセッティングであることは否めませんが(笑)
そのため、セクター1が苦手だよって方はエアロを少し増してアンチロールバーを硬めにしてみたり、セクター3が苦手なら、サスペンションとアンチロールバーを柔らかめにしてみたりと、自分の苦手なセクターに合わせていじってみると良いかもしれません。
ブラジル
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
ブラジル |
F:4 R:6 |
オン:95% オフ:90% |
F:-3.40 R:-1.90 |
F:0.12 R:0.38 |
F:4 R:5 |
F:9 R:11 |
F:3 R:4 |
圧:71% バイアス:62% |
F:23.8% R:22.3% |
ブラジルはセクター3がストレートのみと特徴的なレイアウトをしています。今回もタイムトライアルの上位の方のセッティングを参考にさせていただいていますが、基本的にはセクター2を焦点にしたセッティングになっています。
エアロはストレートスピードとセクター2でのバランスをとった数値にしています。
サスとアンチロールバーは対照的にしてバランスをとっています。
アブダビ
レッドブルRB15 |
エアロ |
サスジオメトリー キャンバー |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
F:4 R:5 |
オン:85% オフ:85% |
F:-3.20 R:-1.70 |
F:0.12 R:0.32 |
F:4 R:4 |
F:9 R9: |
F:3 R:4 |
圧:71% バイアス:64% |
F:21.8% R:20.3% |
アブダビは長いストレートが象徴的ですね。
1本目のストレート後の低速コーナーでの加速時にマシンがスライドしないようにサスは柔らかめにしています。結構ソーセージ縁石が多いのでそこに乗り上げてしまうとバランスを失いがちですが、このセッティングならスライドもあまりしないかなと思います。サスペンションの高さはもう少し高くても良いと思います、縁石に乗り上げても安定感が増します。エアロはこれまたストレートスピードを確保しつつセクター3の低速中速コーナーで曲がりにくくならない程度の値です。そのため、少しマシンが硬く感じるかも知れません。
まとめ
いかがだったでしょうか、これが正解ではないので自分でセッティングを探すのもレースゲームの楽しみの1つですので参考程度にしてください。
また、このセッティングが走りやすいよってありましたら是非教えていただけると嬉しいです!現実のF1シーズンもまだまだ序盤なのでそれをみながら、ゲームでも走り込んでいきましょう!
それではF1 2020でまた会いましょう!ここまで読んでいただきありがとうございました!
2020 F1シーズン序盤3戦の感想と日本語版PS4 「F1 2020」について
ご無沙汰しています。久しぶりに記事を書きます笑
今回はついに開幕した2020 F1シーズンの序盤3戦の感想を書いていきたいと思います。やっと開幕したF1ですが、今年はテストからフェラーリの調子が悪く、メルセデスとレッドブルの一騎討ちになるかな?と思いきや、蓋を開けてみればメルセデス一強の様相で、レッドブルも単独の2番手というほど後列に圧倒的というわけでもなく、ホンダファンからしたら少し期待外れな開幕でしたね笑
レーシングポイントが大躍進しましたね、ピンクメルセデスなんて言われてますが笑、中団グループでは抜きんでた速さで、レッドブルのアルボンと戦っていたのも印象的です。ただピットストップであったり、戦略、ドライバーがまだまだなのかなとも思います。ストロールはハンガリーの予選では大活躍でしたが、一貫性という点ではまだまだだと思います。すっかりベテランとなったペレスのような安定感があれば非常に頼もしい布陣になると思います。来シーズンからアストンマーティンとなり、セバスチャン・ベッテルの加入も噂されていますし、非常に楽しみなチームですね。
次に楽しみなチームといえばマクラーレンでしょうか、ノリスが開幕戦で3位表彰台に上がり、ファイナルラップのファステストには痺れました。昨年最終戦のサインツの表彰台と、最近勢いがありますね。一発のペースもレースペースも速いですね。ただ、ハンガリーのようなコーナリングサーキットよりはオーストリアのようなハイスピードサーキットの方が得意みたいですね。
サインツは来シーズンフェラーリに移籍するので、サインツファンからすると嬉しさ半分、来年のフェラーリの不安が半分でしょうか笑
さて、次にレッドブルですが、現状では一応2番手チームではあるが、、、、という印象です。ハンガリーで見せたマシンの不安定な挙動はファンをかなり不安にさせたと思います。レッドブルのマシンは伝統的に風に弱く、リアがふらふらになりやすいという弱点があります。アップデートも不発だったみたいで、これからの開発に期待したいですね。
ホンダPUは昨年よりパワーは上がっているみたいですが信頼性にはまだまだ疑問符がついています。また、ドライバーからはもっとパワーをって言われていますね笑
今年はほとんど開発できないので、仕方ないのですがPUの面でもメルセデスがトップですね、、、、
さて、レッドブル以上に不安視されているのがフェラーリですが、PUの不正があったかどうかは分かりませんが(限りなく黒に近いですが)今年のフェラーリPUのパワー不足は深刻です。ハースなんかはウイングを寝かせてトップスピードを確保していますがハースもアルファロメオもQ1突破に四苦八苦しているレベルなので(シャシーの性能はともかく)パワーでいえば一番辛いPUとなってしまっています。
問題はシャシーにもあり、昨年はダウンフォースが少なかったシャシーの改善としてダウンフォースを増してきたSF1000ですが、ドラッグとダウンフォースが大きくなったことでパワーのない今年のPUでは余計に最高速が伸びず苦戦を強いられています。ハンガリーではそこそこ戦えていたのでダウンフォース自体はそれなりにあるのかなとも思います。ただ、ベッテルのオーストリアでのオンボード映像を見た方ならわかると思いますが、非常にステアリングの修正が多く本人も乗りづらいと言っていましたね。
会長は早くも2022年に焦点を当てていますが、今年と来年でどれだけシャシーを修正してくるか期待したいですね。来年は今年のマシンがベースなので厳しいかもしれませんが
さてハースとアルファロメオにも目を向けてみましょう、上述の通りPUの影響をモロに受けているこの2チームですが、シャシー自体もあまり良さそうには見えません。アルファロメオの二台は開幕3戦で2台とも一回もQ1を突破することができず、悲惨な状況となっています。
トロロッソ改め、アルファタウリですが中団グループの中ではレーシングポイントにはかなり、マクラーレン、ルノーには少し敵わないかなという印象です、ただガスリーが何度か印象的な予選やリザルトを残しており、ポイント争いには要所要所で絡んでいけるのかなと思います。
ルノーですがリカルドの安定感はやはり大きいですね、オコンも非常に安定感のあるドライバーなので今は復帰したてということでこれからに期待ですね。また、来シーズンアロンソが復帰するのが非常に楽しみです。
ウィリアムズですが、今年は昨年から比べると大きく改善し、中団グループには食い込むようになりましたね、ハースやアルファロメオよりも速く、ラッセルも印象的な速さを見せています、しかしながら、バトルはまだまだかなとも思いますね、仕方ないとは思いますが笑、ラティフィも唯一のルーキーですが中々頑張っているのではないでしょうか、来年も二人揃って残留なので、自信を持ってプッシュして欲しいですね。
最後にメルセデスですが、圧倒的ですね、ドライバー、マシン、PU、戦略、全てにおいてトップじゃないでしょうか、今年のメルセデスに勝つのはとても難しいのではないでしょうか、それくらい完成されたチームですね。今年もメルセデスがチャンピオンを獲ると早くも諦めたファンが多いみたいです笑
さて、ここまで各チームについて雑感をさらっと書いてきましたが、最後にPS4の日本語版F1 2020についてですが9月24日に発売されます。PCや海外では既に発売され、新モードのマイチーム含め、非常に高い評価を得ています。
日本で購入する場合、DL版は当日0時から配信されることはないと思います、また店頭でパッケージ版を購入する際も、そもそも入荷本数が多くないので、予約をしておくのが賢明です。
今週末から再び3連戦です、観る側も体に気をつけて楽しく観戦しましょう。それではここまで読んでいただきありがとうございました。
PS4 F1 2019 セッティング(2) スペイン〜フランス 操作方法紹介
こんにちは、今回はセッティングの紹介の2回目と、自分がパッドでどんなキーコンフィグ、操作方法にしているかを紹介していきます。
まずは最近のニュースとして、F1の開幕が7月に決まりましたね。いよいよって感じがして楽しみです。また、ゲームのF1 2020も海外では7月に発売ですね。日本語版は出るのかはまだ未定です。出るとしても海外と比べて1-2ヶ月は遅れるでしょう。
さて、それでは本題に入っていきましょう。
操作方法
まずはセッティングの前に自分のキーコンフィグを紹介していきます。
シフトアップは✖️にしています、というのもずっとF1シリーズをしてきて昔のシリーズではシフトアップが✖️だったので、それに慣れてしまったためです。なのでデフォルトでも良いと思います。クラッチもパッド操作では特に使わないので✖️にしています。
DRSとピットスピードもボタンはかぶっていますが同時に必要になる場面はないので、大丈夫です。
デフォルトから大きく変わっているのはMFDメニューの操作方法を右スティックに割り当てています。MFDとはレース中に○ボタンを押すと燃料やERSのモードを弄れるメニューが出てきます、これの項目移動を右スティックにしています。
元は十字キーなのですが十字キーでは左手の親指を使うので、ストレートを走っているときなどしか弄れないんですね。右スティックにするとやや操作はしづらいですが、シフトアップやシフトダウンの合間に右手の親指で弄れるので、基本的にどこを走っていてもMFDメニューを弄れます。
その分、左右のカメラを十字キーにして、使用頻度の高いバックミラーはL1にしています。この操作方法だと視点変更ができないので、視点を変えたいときはオプションボタンで一時停止して変えてください。
セッティング②
次にセッティング紹介です。例によってマシンはレッドブルなので、他のマシンの場合、適宜ダウンフォースを少し増やすなどアレンジしてください。また、モナコとフランスに関しては自分が苦手なこともあって、セッティング作りに苦戦しました。その末にタイムトライアルの上位ランカーのセッティングをガッツリ参考にしています。その点はご了承ください。
セッティング記事(1)はこちらからどうぞ
スペイン
RB15 |
エアロ |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
||
スペイン |
F:7 R:8 |
オン:80% オフ:85% |
F:-2.70 R:-1.20 |
F:0.09 R:0.35 |
F:4 R:5 |
F:7 R:7 |
F:4 R:6 |
圧:77% バイアス:63% |
F:22.6% R:21.1% |
このコースはマシンの総合力が試されるサーキットです。そのため、ダウンフォースをそれなりにつけ、サスペンションの硬さもやや柔らかめにしてグリップを高めています。個人的にはかなり運転しやすいと思いますが、ストレートでのスピードが若干の不安要素となっています。なので気になる方はダウンフォースを下げて最高速を上げてください。このサーキットではこのセッティングはあくまで参考程度にして自分の好みの挙動になるようアレンジしてください。
モナコ
RB15 |
エアロ |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
||
F:10 R:11 |
オン:50% オフ:60% |
F:-2.50 R:-1.00 |
F:0.05 R:0.20 |
F:2 R:2 |
F:4 R:4 |
F:3 R:4 |
圧:85% バイアス:54% |
F:21.1% R:19.5% |
このコースはほんとに自分が苦手すぎてセッティング迷子になりました。タイムアタッカー上位のセッティングをコピーして走ったところすごく乗りやすかったので紹介させていただきます。本来タイムアタック上位の方はハンドルコントローラなのでパッド向けのセッティングではないので走りにくいことが多いのですがこのセッティングはとても良いです。
モナコなのでダウンフォースはほぼマックスにし、サスペンションも柔らかくし、トラクション、メカニカルグリップも十分に確保しています。ただクイックに反応はしづらいので挙動には慣れが必要だと思います。
カナダ
RB15 |
エアロ |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
||
カナダ |
F:2 R:3 |
オン:50% オフ:50% |
F:-3.50 R:-2.00 |
F:0.15 R:0.41 |
F:5 R:7 |
F:2 R:2 |
F:2 R:3 |
圧:71% バイアス:62% |
F:21.0% R:19.5% |
カナダはバックストレート、メインストレートが非常に長く、追い抜きはここでしかほぼ狙わないのでダウンフォースを低めにしています。サスは中間よりにしてグリップと反応のクイックさのバランスをとっています。サスを硬くしすぎるとセクター2の中速コーナー区間と1〜2コーナーでグリップを失いやすいです。
フェラーリエンジン勢やメルセデスエンジン勢はトップスピードが高いのでもう少しエアロをつけても良いと思います。
フランス
RB15 |
エアロ |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
||
フランス |
F:3 R:5 |
オン:50% オフ:70% |
F:-2.50 R:-1.00 |
F:0.05 R:0.20 |
F:3 R:3 |
F:6 R:8 |
F:2 R2: |
圧:80% バイアス:54% |
F:22.2% R:22.3% |
フランスは上述のようにセッティング迷子になったのでタイムトライアルの上位ランカーのセッティングを少しアレンジしています。
フランスはバックストレートが長いのでエアロはフロントは低め、リアは中間寄りにしてスピードを稼いでいます。また中高速コーナーがメインなのですがサスペンションは柔らかめにし、アンチロールバーでバランスをとっています。
タイヤ圧は高めにしてスピードを稼いでいます。これもフェラーリエンジン勢やメルセデスエンジン勢は少しエアロを足してみたりも良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。このブログにたどり着いていただいた方の多くが操作方法やセッティングで検索して来てくださっているので今回は操作方法も紹介させていただきました。これが正解とかはないので自分のやりやすいキーコンフィグを見つけていただきたいです。そのための参考になればと思います。
セッティングも自分で探す楽しみがあるのであくまで良いセッティングが見つからなかった場合の保険みたいな感じでこのセッティングを活用してください。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
FF7R クリア感想 微ネタバレあり
こんにちは、今回は先月発売されたFF7Rをようやくクリアしたので感想でも書いていこうと思います。ちなみに私は原作のFF7を未プレイなので、今作で本当にストーリー初見という意味で、FF7プレイしたことがないけど7R気になっているよって人向けの記事になるかもしれません。その辺りはご了承ください。
FF7について
まず初めに、FF7について簡単に紹介を
FF7は1997年にプレイステーションで発売されたソフトで現在ではPS4やスイッチでも配信されています。エンカウントなしや倍速機能などの快適要素が入っており、リメイクをクリアした人の中で原作を購入してプレイした人も多いみたいです。
また、その人気からプレイしたことのない人でもクラウドやティファの名前や見ためは知っているという方も多いと思います。自分もそうでした。
そのリメイク作品として今作のFF7リメイクが発売されました。美麗なグラフィック、戦闘はアクションとコマンドを織り交ぜた形となっています。また、今作は原作の途中で終わっています。所謂分作ですね。第2作、第3作と続いていく形となっています。(完結はいつになるやら)
ボリューム
それではリメイクの内容について書いていきます。まず今作のボリュームですが自分はクリアまでに31時間かかりました。トロコンを考えるともう少しかかると思います。クリア後に解放されるハードモードでクリアが条件としてあるため、ストーリーを2周以上する必要があります。自分はまだ2周目をしていませんがするかはわかりません(笑)
リメイクで進んだ原作のストーリーは実は原作でいうとプレイ時間4〜6時間程度の内容ということで、その部分を3Dフルリメイクして新しい要素やサブクエストを追加して、より緻密に作り上げて30時間くらいのボリュームになっているというわけですね。
ストーリー
神羅カンパニーが築き上げた魔晄都市ミッドガルはその魔晄エネルギーを電気や様々な生活を豊かにするものに変換させて生活を保ってきたが、実は魔晄エネルギーは星の命であり、神羅カンパニーが魔晄を吸い上げ続けていくとやがて星の命が尽き、この星は終わってしまうという。そのことを知っているアバランチという反神羅の組織(要はレジスタンス)は魔晄を貯蔵している魔晄炉爆破作戦を決行する。その作戦に元ソルジャーであり、何でも屋のクラウドは参加することになり、以後アバランチと行動をともにしていくこととなります。(アバランチに入ったわけではない)
めちゃくちゃ簡単に説明するとこんな感じです(笑)
キャラクター
今作は主人公のクラウドを含め、四人のパーティメンバーがいます。ここではそれぞれの戦闘における特徴なんかを書いていきます。
クラウド
主人公であり、剣を使ったオーソドックスで使いやすいキャラクター。
今作の戦闘において非常に重要な要素であるバースト、このバーストをさせやすいアビリティ、複数敵を攻撃できるアビリティ、強力なカウンター技と必要なものは一通り揃っている感じがします。
バレット
右腕がガトリングガンとなっており、空を飛んでいる敵や近接で届きにくい位置にいる敵を攻撃しやすい遠距離型のキャラクター。こちらも遠距離型ということでバトルが苦手な方には使いやすいと思います。HPが多いので倒れにくく、打たれ強いです。
ティファ
自己強化をすることができ、強化した後の攻撃やアビリティの火力がとても高いキャラですが、空中の敵や素早い敵と戦うのは少し難しいかもしれません。
エアリス
魔法攻撃を使う遠距離キャラクターです。
戦い方が独特で、また魔法攻撃中はあまり動けないので一番難しいキャラだと思います。また、HPも低いのでHPゲージはよく見ておきましょう。
エアリスは回復係になることが多いですが打たれ弱いので他のキャラでも回復ができるようにすると安定します。
戦闘
□ボタンでたたかうコマンド。△ボタンでキャラごとの固有コマンドとなっています。アビリティや魔法、アイテムはATBゲージが貯まらないと使えません。ATBゲージを貯めるには□による攻撃がメインとなってきます。他にも敵の攻撃をガードしたりしても貯まります。
この□や△でたたかう部分はアクションとして状況を見極めながら動く必要があります。ATBゲージが貯まっているときに○ボタンでコマンドを開きます。コマンドを開いているときは時の流れがゆっくりとなり、アイテムやアビリティなどじっくり行動を選択できます。このコマンドを開くと時間がゆっくりになる部分が一般的なコマンドRPG的な要素というわけですね。アクションとコマンドの合わさった戦闘ということになります。
ショートカットコマンドを設定するとコマンドを開くことなく行動を選択できるのでテンポを損なわず、アクション感を増したい人にはおすすめです。
反対にアクションが苦手な人には難易度選択にクラシックモードがあります。これは原作の戦闘を再現したものでアクションが苦手な人に推奨されています。
戦闘は相手をバーストさせると動きが止まり、ダメージが通りやすくなります。キャラクターをどんどん切り替えてたたかいながらバーストを狙っていき、大技を叩き込むのが戦闘の肝となっています。
また、装備にマテリアを組み込むことでそのマテリアの力を使うことができます。マテリアには炎や雷のような攻撃魔法、回復魔法、HPアップなどの様々な効果を持っています。自分なりの組み合わせでたたかう楽しみもあります。
良い点
グラフィックは非常に綺麗でPS4のゲームでもこんなに綺麗なゲームはなかなかありません。音楽もよく、個人的には陥没道路での戦闘曲がお気に入りです。
クリア後にチャプターセレクトで元のデータのまま好きなチャプターに行けるので取り逃し要素がないのも嬉しいですね。
戦闘はアクションとコマンドがうまく合わさっていたと思います。慣れるまではいちいちコマンドを開くのがテンポ悪いなと思いましたが慣れてきた頃には流れを切らずに戦えるので楽しいです。
サブクエストやミニゲームが多くあります、これをかさ増しととるかお楽しみ要素と取るかは人それぞれですが、個人的にはサブクエストはよかったです。ミニゲームはちょっと苦手なものもあるのであまりいい印象はありませんが(笑)
ストーリーも原作をやったことのない自分でも理解でき、どんどん進めたくなるくらい続きが気になりましたね。
また武器システムですが初期武器や道中に置いてある武器が最終的にはどれもそれぞれ特徴を持った強武器になるのはすごくいいなと思いました。他のゲームでよくある最強武器といったものがこのゲームにも一応あるのですが、他の武器との差があまりなかったり、使い方によっては別の武器の方が強かったりと、武器の選択肢が多くあるのは魅力的でした。
マテリアシステムも自分で組み合わせてたたかうのが楽しく、あれも入れたいこれも入れたいと悩みながら取捨選択するのも楽しいですよね。
悪い点
空中にいる敵と戦う時のカメラの挙動は酷すぎますね、自分のキャラが見えません。これは本当にアプデで改善したほうがいいくらい酷いです。
もう少しミッドガルの街を自由に探索してみたかったのはありますね。スラムばかりで都会の方へはあまり自由に行けないので、せっかくあんなに魅力的なロケーションがあるのにもったいないなと感じました。
また、ムービーが多いのと長いのは地味に不満でしたね。これはスキップできるので、最悪飛ばせばいいのですが初見だとそうもいかない(笑)
上述しましたがミニゲームには個人的にはあまり良い印象はありません。とくにサブクエストのように独立したミニゲームならまだしも、ストーリー中にミニゲームと呼んでもいいかすら分からないミニミニゲームが多くあるのですが、飛ばせない会話シーン、強制徒歩と相まって非常にテンポが悪いです。
飛ばせない会話シーンと並んで多くあるのが強制徒歩ですね、次のマップのロードのため、という点で仕方ないのはわかりますが、特定の会話が終わるまで強制徒歩が続く場面も多くあり、テンポが非常に悪いです。
これはゲームの悪い点ではないのですが、リメイクの続編、次作ですね、パート2はいつ出るのか、全く明言されていないのはスクエニらしいというか、ユーザーに対して親切ではありませんよね。ここでまた何年も空けてしまうようではこの作品で得たスクエニへの信頼感なんかもなくなってしまうでしょう。そうならないようにロードマップなり、完結までの展望を示して欲しいものです。
まとめ
今回はFF7リメイクについて書いてきました。良い点も悪い点もあります。ですが個人的にはやめ時を失うくらいクリアまで没頭しましたね。
確かにイベントや強制徒歩といったテンポの悪いところも多くあります。細かい不満もありますが、それ以上に良い点があるのも事実で、戦闘はやればやるほど楽しくなってくると思いますし、キャラに対する愛着も湧いてきます。終わったときには一種のロス的な喪失感がありましたね(笑)
原作をプレイした人にはもちろん、プレイしていない人にもおすすめできる作品だと思います。完結までプレイを待つもよし、プレイして次作を待つも良し、とにかくたくさんの人に遊んでもらいたい作品ですね。自分はクラウドといえばスマブラのクラウドしか知りませんでしたが、このゲームで印象変わりましたね。すごく良いキャラだなと思いました(笑)
是非皆さんプレイしてみてください。
F1 2019 セッティング紹介記事(1) パッド操作向け オーストラリア〜アゼルバイジャン
こんにちは、今回は久しぶりのF1 2019の記事です。パッドでプレイする方向け、初心者向けに自分のセッティングの紹介と、セッティングの決め方について書いていこうと思っています。
セッティング紹介については今回は序盤4戦のオーストラリアからアゼルバイジャンまでとなります。
セッティングの決め方について
初めてレースゲームをやる方はまずセッティングの決め方がよくわからないという方も多いと思います。これをいじるとどうなるか、というのはゲーム内のセッティング項目に書かれているので詳しくは書きませんが、ここではどういった決め方をしていけばいいかについて書いていきます。(ダウンフォースを強めにするか、少なくするか、など)
1.コース形状から考える
コースの形状からセッティングの方向性を考える、これは一番メインとなる考え方です。例えばオーストラリアは典型的なストップ&ゴーサーキットです。
ストップ&ゴーというのは大雑把に説明すると、ストレート→ビッグブレーキング→ストレート→ビッグブレーキングを繰り返すサーキットです。高速コーナーや中速コーナーが少なく、ストレートと低速コーナーが多くあるサーキットですね、他にはモンツァなどがこれに当たります。
こういったサーキットではダウンフォースを少なくし、直線でのトップスピードを稼ぐのが定石のセッティングとなります。
また、スペインのカタロニアサーキットのようなマシンの総合力を求められるサーキットでは、各マシン、各ドライバーごとにセッティングが変わってくることが多いです。
これは自分たちがどこでタイムを短縮したいかでセッティングの方向性が変わってくるからです。例えばエンジンパワーのあるチームなら、ストレートでさらにタイムを稼ぐためにダウンフォースを少なくしたり、逆にコーナーで少しでも稼ぐためにダウンフォースを付けたいなど、状況によって変わってきます。
2.マシン特性から考える
これはコース形状からセッティングの方向性を考えた後に考えなければならないことです。
前述のカタロニアサーキットで考えてみましょう。フェラーリとレッドブルを例に出して考えていきます。この2チームのマシンは戦闘力的にコース上で直接対決することが多いです。しかし2チームのマシンの特性は正反対と言ってもいいくらい違います。まずフェラーリはダウンフォースがレッドブルに及ばない代わりにエンジンパワーが高いです。レッドブルは逆で、ダウンフォースやメカニカルグリップでは勝るものの、エンジンパワーではフェラーリには及びません。
このサーキットでフェラーリとレッドブルはどういったセッティングをとってくるでしょうか。正解はありませんが、多くの場合、フェラーリはダウンフォースを多めにしてコーナーでタイムを稼ごうとしてくるでしょう。レッドブルは逆にコーナーで不安定にならない程度にダウンフォースを減らし、ストレートでのトップスピードを上げてくるでしょう。このように自分たちのマシンの長所、短所からセッティングの方向性を考えていきます。
3.自分のドライビングスタイルから考える
上記2つのポイントから大まかなセッティングの方向性が決まったら、あとは自分のドライビングの好みで微調整していきます、パッド操作の場合多くの人が弱アンダー傾向が運転しやすいと思います。
結局のところ全てのコーナーで完璧になるセッティングというものはほとんどの場合ありません。セッティングはどこまで自分が妥協できるかになるので、苦手なコーナーを少しでも走りやすくなるようにするなど、うまく取捨選択をしていきましょう。
ただ走りやすい=タイムが速くなるわけではないので注意しましょう。走りにくいなと感じてもタイムは出ているなんてことも結構あります。
実際にセッティングを決めていく方法
では実際にセッティングをどうやって決めていくかですが、まずはそのままのセッティングで走ってみましょう。デフォルトの中間セッティングですね。
このセッティングで数周走り、次にコース形状によってダウンフォース最大またはトップスピード最大のイニシャルセッティングで走りましょう。ここで中間セッティングとの走りやすさやタイムを比較し、ここから微調整をしていきます。もしこの2つの比較でもあんまり変化を感じない場合最大と中間の間の増大セッティングも試してみましょう。そこから自分で微調整をしていきます。
基本的にはセッティングの各項目の説明を見て微調整していけばいいと思いますが、数値を少し変えただけでは変化を感じづらいのではじめは結構大胆に変えて大丈夫です。
たまにどういうセッティングをしてもマシンがハマらないなということがあります。実際のレースでも結構あります。いろいろなセッティングを試しても全く良くならない、そういった時は思い切って真逆のセッティングにするのもアリです。最悪タイムは伸びなくても操縦性だけは向上することがあります。
セッティング紹介
ここからは自分のセッティング紹介をしていきますが、あくまで私のセッティングなので人によって走りづらいなんてこともあると思います。あくまで例の1つとして参考にしてください。ちなみに今回は全てレッドブルのマシンでセッティングを決めました。
1.オーストラリア
エアロ |
トランス ミッション |
トー |
サスペンション |
アンチロールバー |
サスペンション高 |
ブレーキ |
タイヤ圧 |
|
F:4 R:5 |
オン:60% オフ:60% |
F:-2.70 R:-1.40 |
F:0.11 R:0.36 |
F:5 R:5 |
F:3 R:3 |
F:2 R:4 |
圧:73% バイアス:61% |
F:21.4% R:19.9% |
ストップ&ゴーのサーキットなのでストレート重視でダウンフォースは低めにしました。もっと低くしてもいいのですが、ダウンフォースが低いとその分タイヤの摩耗にも影響してくるのでこの辺りにしました。また、このサーキットではセクター3の高速コーナーをはじめ、中高速コーナーに置かれた縁石に乗り上げるとスピンしやすいのでサスペンションを柔らかめにして縁石での操縦性を確保しています。
2.バーレーン
F:2 R:3 |
オン:75% オフ:80% |
F:-3.20 R:-1.70 |
F:0.12 R:0.32 |
F:3 R:3 |
F:8 R:8 |
F:3 R:4 |
圧:71% バイアス:62% |
F:21.8% R:20.3% |
バーレーンもストップ&ゴーのサーキットでよりストレートがはっきりしているので、ダウンフォースは少なめにしました。ここもセクター2に踏むとマシンのコントロールを失いやすい縁石があるのでサスペンションでバランスをとっています。
セクター2のコーナーは少し犠牲になってしまいますがレースでのタイムの一貫性という点では操縦もしやすくうまくまとまったかなと思います。
3.中国
F:3 R:4 |
オン:50% オフ:50% |
F:-3.50 R:-2.00 |
F:0.15 R:0.50 |
F:10 R:10 |
F:2 R:2 |
F:3 R:4 |
圧:71% バイアス:62% |
F:23.4% R:21.9% |
上海はセクター1と2に低速中速高速コーナーがまとまってあり、セクター3はほぼストレート(メインストレート含む)といった極端なレイアウトです。
そのため、ストレートスピードを向上させつつ、高速コーナーでの安定性のためにサスペンションも硬めにしています。レイアウト的に左側のタイヤに激しい負荷がかかるのでもう少しタイヤに優しいセッティングにしてもいいかもしれません。その点をいじるとしたらサスペンションの硬さかデフ、エアロでバランスをとりましょう。
4.アゼルバイジャン
F:4 R:4 |
オン:55% オフ:55% |
F:-3.50 R:-2.00 |
F:0.13 R:0.44 |
F:3 R:4 |
F:7 R:7 |
F:3 R:5 |
圧:73% バイアス:65% |
F:21.0% R:19.5% |
アゼルバイジャンも極端なストップ&ゴーサーキットの一つで、ダウンフォースはミニマムのセッティングでもいいと思いますが、実際に走るとブレーキが乱れたり、曲がらなすぎて壁に当たったりといったことが多く、非常に運転しづらいので少しダウンフォースをつけ、サスペンションも柔らかくしたのでトラクションや縁石に乗り上げても多少は大丈夫なようにセッティングしています。このセッティングは自分のドライビングスタイルによる妥協で、完全に走りやすさ重視です。もちろんある程度はレイアウトとの天秤によるものですが、このコース自体自分は本当に苦手なので、得意な方はもっとダウンフォース削って大丈夫です。
まとめ
以上で開幕4戦のセッティング紹介とセッティングの決め方について解説してきました。もちろん私のセッティングが正解ではないし、人それぞれ走りやすいと感じるセッティングも違います。また、自分でセッティングを探す楽しみというのもレースゲームならではなので、ぜひ自分だけのセッティングを探して欲しいと思います。
わからないうちは丸パクリでも良いですし、私のセッティングはあくまで参考程度に留めておいてそこからアレンジしていくでもいいと思います。セッティングがピッタリハマった時はすごく嬉しいのでそういう楽しみを見つけていただけたらと。
では次回は5戦目から8戦目のセッティング記事を書こうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
雑記
こんにちは、中々書くような内容も思いつかず放置していましたが、最近のことでも書いていこうかなと思って今に至ります。
コロナウイルスにより、オリンピックやスポーツ全般が中止や開幕延期となっている中私の好きなF1も開幕せず、悶々と過ごしているわけなのですが、皆さんはどう過ごしていますか?自宅待機や休校が続いている中、おうちでゲームをしましょうなんて言われるくらいにもなりまして、いいことなのか悪いことなのか、、、、
しかし、あつまれどうぶつの森をはじめ、オンラインで友人と遊ぶ、コミュニケーションをとるということが多くなったようにも感じます。外出できず、友人と会えない中で共通のゲームで遊ぶというのは楽しいですよね。自分も友人とお酒を飲みながらどう森やスマブラ、MHW:Iなんかをしています。
FF7Rも発売され、自分も購入し、少しずつ進めていっています。原作をプレイしていないので用語や世界観等まだまだ詳しくはありませんが楽しく進めています。
戦闘のシステムというか戦い方を理解しないと雑魚にも負けそうになるくらいでシビアですが面白いですよね。ムービーや強制徒歩の場面が多いのが少し気になりますが(笑)
さて、ゲームというと前述のようにどう森とFF7Rという今年の目玉ソフトが出て、これを今やらずにいつやるんだという感じではあるんですが、スイッチ本体の品薄には本当に困ったことになっていますね。特にどうぶつの森仕様の本体ですが、抽選や先着など手に入りづらい状態が続いています。
最近ではライトすら手に入りづらくなってきて、どうぶつの森を機にスイッチを購入しようとしていた人たちには中々酷な状況となっています。
特にどうぶつの森は季節でイベントが開催されるため、今本体とソフトを入手できていない人は桜の季節とイースターイベントをやり損ねたということで、可哀想だなあと思います。早く多くの人にスイッチが行き届いて欲しいですが、転売屋の対策等しっかりして欲しいものです。
F1ファンとしては最近はF1ヴァーチャルグランプリなるものが行われており、密かな楽しみとなっています。現役のレーサーがゲームをすると上手いのか、みたいな長年の疑問が解消されますね。実際かなり上手ですし、適応力の高さを感じます。
日本人レーサーの方々はグランツーリスモスポーツの配信をしている方もいますし、レース好きの皆さんは今はプロレーサーのヴァーチャルレースを見るのはいかがでしょうか。
また、F1 2020の発売も発表されましたね、日本では未定ですが、ホンダの活躍を考えると出るんじゃないかと思います。
さて今後としてはFF7Rの感想をクリアしたら書いていこうと思います。他に書くことがないので、何か思いついたら書くかもしれません。
F1 2019のパッド操作のセッティングなんかをまとめるかもしれません。
F1 2019を調べてうちに来てくれた方も非常に多いので、初心者向けの記事やセッティング、操作カスタマイズなどF1のゲーム記事も書いていきたいですね。
コロナはいつ収束するかわかりません、不安な気持ちやストレスもあると思いますが、ゲームで乗り越えていきましょう。コミュニケーションを取るだけで不安な気持ちは和らぐので、友人や家族と通話したりしながらゲームするのは非常にお勧めです。
まとまりのない記事でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。